製作実況|部品が届いたので、原寸の紙で基板を確かめた

ここからは、設計の振り返りではなく、いま起きていることをそのまま書いていきます。
遊舎工房に頼んでいた部品が届きました。基板を注文する前に、原寸で印刷した紙の上に部品を並べて、寸法が合っているかを確かめます。
届いたもの
| 部品 | 数 | 単価 | 小計 | 役目 |
|---|---|---|---|---|
| キースイッチ(Gateron G Pro 3.0 茶軸) | 35個入り×1+単品×10 | 1,732円/74円 | 2,472円 | キーの下に入る「押す部分」。42キー分+予備 |
| ホットスワップソケット(Kailh・MX用) | 10個入り×5袋 | 187円 | 935円 | スイッチをはんだ付けせずに抜き差しするための受け口 |
| Pro Micro(Type-C版) | 2枚 | 1,320円 | 2,640円 | キーボードの頭脳。左右に1枚ずつ |
| ピンヘッダー(13ピン) | 4本 | 41円 | 164円 | Pro Micro 側の足。1ピン切って12ピンにして使う |
| ピンソケット(12ピン) | 4本 | 85円 | 340円 | 基板側の受け口。Pro Micro を外せるようにする |
| TRRSジャック | 2個 | 55円 | 110円 | 左右をつなぐケーブルの差し込み口 |
| ダイオード | 100本入り×1 | 220円 | 220円 | 同時に押したキーを取り違えないための部品 |
| タクタイルスイッチ | 2個 | 11円 | 22円 | リセット用の小さなボタン |
| 合計 | 6,903円 | 送料は含まず |
全部、自作キーボード専門店の遊舎工房の通販で買いました。価格は注文時のものです。いちばん高いのはスイッチと Pro Micro で、この2つで合計の7割を超えます。逆にダイオードは100本で220円、1本2円ほどです。




トラックボールのセンサー(PMW3360)だけは AliExpress で頼んだので、まだ届いていません。こちらは2,479円+送料です。
なぜ紙で確かめるのか
基板は、中国の JLCPCB という会社に作ってもらいます。左右で形の違う基板を2種類頼むので、送料を入れると数千円。届くまでに1〜2週間かかります。
穴の位置が1か所ずれているだけで、全部作り直しです。
そこで、基板の図面を原寸(100%)で紙に印刷して、届いた部品を実際に当ててみました。紙なら何度刷っても数十円です。

最初に見るのは、紙の端にある 50mm の目盛りです。プリンタが勝手に縮小していると、ここが50mmになりません。定規を当てて、縮尺が合っていることを確かめてから始めます。
キースイッチとソケット

スイッチの足と、図面の穴の位置を見比べます。

今回の基板は、スイッチをはんだ付けせず、ソケットに差し込む作りです。ソケットにスイッチを差した状態で、ソケットの端子が図面の四角いパッドに重なるかも見ました。

スイッチの足も、ソケットの端子も、図面の位置にきちんと重なりました。
Pro Micro と TRRSジャック

Pro Micro は、左右2列に12本ずつ足が並んでいます。この列の間隔が図面と合わないと、そもそも基板に刺さりません。USB の差し込み口が基板の外側を向いているかも見ます。

左右をつなぐ TRRSジャックも同じように、足の位置と、差し込み口の向きを確かめました。
どちらも、足の位置も差し込み口の向きも図面どおりでした。
ダイオード

ダイオードは、キー1つにつき1本、全部で42本使います。足を曲げて、図面の2つの穴にちょうど届くかを見ました。
足は2つの穴にちゃんと届きました。
次は、基板を注文する
結果は、基本的に全部合っていました。紙の上で見つかった大きなずれはなく、図面はこのまま使えます。
紙での確認が済んだので、次は JLCPCB に基板を注文します。ちょうど10月1日から4日まで休みに入るので、届くのは少し先になりそうです。