たまごの中のひよこ 第4回
04
黒を一滴。目だけ黒にすると、印刷は15分のびる

しずくの形が決まったところで、色を足すことにしました。
プリンタには白・黄に加えて黒のフィラメントも入っています。この黒を、どこに使うか。
黒い部品は、ひよこに埋め込む
目を黒くするといっても、黒い玉を貼り付けるわけではありません。
ひよこの表面に目の形のくぼみを作り、そこを黒い部品でぴったり埋めます。
表面から出っぱりも段差もない、面一(つらいち)の黒目です。
直径は約1.5mm。ノズル0.4mmで、線4本ぶんの大きさです。
目だけか、くちばしもか
2つ作って比べました。
| 黒なし | 目だけ黒 | 目+くちばし黒 | |
|---|---|---|---|
| 印刷時間 | 4時間59分 | 5時間14分 | 5時間29分 |
| 重さ | 68.8g | 72.6g | 74.9g |
時間はスライサーの計算値です。
目だけなら15分、くちばしも黒にすると30分のびます。
のびる理由は、ほとんどが色の入れ替えです。
目のある高さの層だけ、白・黄・黒の3色を毎層入れ替えるので、その分ノズルの掃除が増えます。黒の使用量2.9gも、大半はこの掃除で捨てる分です。
目だけにした
選んだのは、目だけ黒です。
黒い点が2つ入るだけで、顔が締まります。窓の奥の暗いところでも、目がはっきり見えます。
くちばしまで黒くすると、正面から見たときにくちばしが鼻のように見えやすく、しずくの静けさが少し減りました。

まだわからないこと
- 直径1.5mmの黒目が、実物で丸く出るか。つぶれるなら2mmに上げる
- 色の入れ替えの捨て分を、インフィルに回せないか(Bambu Studio の設定で減らせる可能性がある)
どちらも、刷ってから確かめます。